【キリンビール退職のご挨拶】

2023年3月31日を以て3年5ヶ月お世話になったキリンビール株式会社を退職いたします。
去る3月10日に最終出社日を迎え、支社・支店の皆さまに送別会を開いていただきました。

4年前の目黒区議選では33票届かず落選。
そこから4年間の歩み方を考えた時、私は政界から離れて一般企業に勤めるべきだと判断しました。

しかし、政治家・元議員という肩書きはどこに行ってもマイナスに作用してなかなか就職先が決まらず。
ですが唯一、最終面接でこんな私を面白がってくれる企業がありました。
それがキリンビールでした。

その面接官は私に向けて、
「この仕事は面白い。間違いなく成長できる。ここで成長して次の選挙での当選に繋げてもらいたいし、竹村さんの人生にとっても必ずプラスになる」と断言。
それが私のキリンビール入社の決め手となりました。

私は東京支社の所属となり、足立区と江東区の飲食店さまを担当。
江東区エリアへの異動と同時に世界中で新型コロナが大流行し、キリンビールという大企業と江東区という地域に身を置きながらコロナ禍で急激に変化していく社会を体感していくことになります。

偶然ではありますが、
社会全体の仕組みが劇的に変化するタイミングに民間感覚を養えたのは、政治家としても一人間としても大きな意義があったと感じています。

江東区の得意先さまには、
私の退職を惜しんで下さったり、
「キリンさんとの20年以上の付き合いで、一番大好きだった」と仰っていただいたり、
「応援するよ!」と励まして下さったり、
本当に得難いものをたくさん頂戴しました。

リーダーにも恵まれました。
周囲の反対を押し切って私を雇って下さったAさん。
現代リーダーの理想像と思えるリーダーシップでキリン退職後のビジョンまで私に示して下さったNさん。
そして最後のリーダーは偶然なことに明治大学政治経済学部政治学科の完全なる先輩のHさんで、特殊な形で退職する後輩の私を華々しく送り出して下さいました。

そして、個性的で仲間想い・キリン想いの支店メンバーにも恵まれ、ひとりの人間として大きく成長することができました。
決して遠回りではなく、常に「前へ」と進むことができた実り多き3年5ヶ月を過ごせたと思っています。

キリンビールで培った経験、支店メンバーと共に汗を流してきた日々、キリングループの一員としての誇り。
これらは間違いなく私の血となり肉となり、一生消えないものだと思っています。

だからこそ何としてでも結果でキリンビールに恩返しをしたいです。
キリンビールの名に恥じぬよう、
全力で4月の目黒区議会議員選挙に挑戦いたします。
本当にありがとうございました。

竹村 雄尉